ネットショップを開業したけど、なかなか軌道に乗れなくて不安を感じることも多いです。
ECサイトの展開方法にもよりますが、軌道に乗るまで半年から1年程度かかるケースが多く見られます。
その一方で、1年以内や2年以内で廃業となってしまうことも少なくありません。
今回は、ネットショップで軌道に乗るまでの期間や、成功するための戦略についてご紹介します。
ネットショップが軌道に乗るまで半年が勝負!
ネットショップが軌道に乗った運営ができるようになる目安は、半年から1年くらいは見込んでおきましょう。
Amazonや楽天市場のようなECモールでは、それくらいで軌道に乗せることもできますが、自社ECサイトとなる場合は、それ以上かかることも多くあります。
大きな違いは集客力が圧倒的に違うからです。
Amazonや楽天市場は黙っていても、それなりの集客力があるので、基本的にはわかりやすいページを作って適正価格であれば売れるでしょう。
しかし、自社ECサイトは集客から自力で集めなくてはいけません。
他にも収益となる事業がある場合は良いですが、ネットショップがメインとなる場合は最初の半年が勝負です。
ここでどれだけ上向きにできるかによって、1年後までの成長スピードに大きく影響してきます。
ネットショップで成功するための戦略
ネットショップで成功するためには、いくつもの戦略があります。
ここでは初心者のネットショップ運営で、成功するための戦略をいくつかご紹介します。
ターゲット層にあった集客方法
Amazonや楽天市場のようなECモールだとしても、競合店に勝つには自分で集客をすることが大切です。
ここ最近はとにかくSNSで集客というのが先行していますが、店舗のターゲット層や商品に合っているか見直しましょう。
40代50代向けの商品でInstagramを頑張っても、なかなか効果が見られないかもしれません。
ターゲット層がよく利用するチャネルを活用し、商品の特徴が動画の方が伝わるのであれば、それに合った集客方法を選びましょう。
購入までの動線をわかりやすく
せっかく販売ページまで来てくれたのに、そこで離脱させてしまうようなページ作りをしていることもあります。
1番損失を大きくしているケースです。
カートに入れるのがわかりにくいのが大きな問題ですが、最近は無駄にLPが長いケースもよくあります。
魅力を伝えたいのはわかりますが、長すぎるLPに嫌気をさしてしまうこともあるので要注意です。
商品の魅力が伝わるLP・商品説明
前述で説明したLPの無駄な長さにも関わりますが、消費者はわかりやすく魅力や特徴を知りたいのが1番です。
ただの商品情報だけ羅列しているものや、文章をダラダラたくさん書いているのも離脱されやすいでしょう。
文章はコンパクトにわかりやすく、強調したところだけ強調すること。
写真はキレイにわかりやすくして、デザインなどの加工は凝り過ぎずにシンプルがおすすめです。
できないときは外注に依頼
ネットショップ初心者に意外と多いのが、時間がないというケース。
副業で始める人も多いので、集客やページの見直しに時間がなかなか作れないと悩んでいる人も多いです。
そのようなときは、スポット的に外注に依頼することも考えましょう。
集客やページの見直しができないまま、ズルズルと時間が過ぎてしまうのが一番の問題です。
まとめ
ネットショップが軌道に乗るようになるまで、おおよそ半年から1年くらい掛かることが多いです。
成功するためには、集客を始め、ページ構成や魅力的な販売ページを作る必要があります。
ターゲット層や販売する商品の特徴を活かして、戦略を練ることが大切です。
早めに軌道に乗せるためにも、開業して半年以内は集中してショップ作りを進めていきましょう。