ネットショッピングの主要決済手段の1つである「PayPal」。
目にしたことはあるけど、どんな決済方法なのかわからない人も多いでしょう。
PayPalは世界的にも利用される決済方法で、多くの人が利用しています。
しかし、あまり知らない決済方法を取り入れるのは不安が大きいです。
今回は、PayPalのメリットやデメリット、簡単な登録手順まで詳しくご紹介します。
PayPalとは
PayPalはアメリカの企業が運営する決済方法で、世界中に広まっています。
2021年には4億以上のアカウント、3,100万件を超える利用店舗となり、まさに世界最大級の規模です。
日本語サービスの展開が始まったことで、日本での利用者も増加しています。
PayPalは、最近よくある〇〇ペイと仕組みは似ており、PayPalのアカウントにクレジットカードや銀行口座を登録。
購入者は登録したクレジットカードや銀行口座から引かれますが、売り手の事業者はPayPalから支払われる仕組みになっています。
登録無料
PayPalの登録料や利用手数料は無料です。
個人で利用するパーソナルアカウントと、ビジネス用のビジネスアカウントの2種類があります。
ネットショッピングで商品の購入はもちろん、送金するときや法人・個人事業でつかうときも便利です。
PayPalのメリット
PayPalを利用する大きなメリットは3つ。
- セキュリティー
- 海外サイトでも安心
- 送金手数料が無料
現代に合ったメリットが揃っています。
セキュリティー
年々、クレジットッカードの悪用被害等をよく耳にするようになりました。
PayPalは、そんな不安から守るセキュリティーの高さが世界的に人気の理由です。
個人情報やクレジットカード情報は、暗号化キーで保護され、すべてのアクセスがチェックされています。
海外サイトでも安心
最近は、海外のサイトで買い物をしても日本に届くようになりました。
しかし、海外サイトへクレジットカード情報を登録するのは抵抗がある人も多いでしょう。
PayPalであれば、クレジットカード情報を知らせる必要はありません。
また、「買い手保護制度」というサービスがあり、届いた商品が不良品だった場合や、違う商品が届いた、商品が届かないという場合も、一定の条件を元に補償してくれます。
送金手数料が無料
日本国内であれば、送金も受取も手数料が無料。
海外送金するときは、100万円以下で499円の手数料と安く済ませることが可能です。
ただし、円で送金してドルで受け取る場合には、通貨換算手数料は別途かかるので事前に確認しましょう。
PayPalのデメリット
メリットの多いPayPalですが、デメリットも覚えておきましょう。
・一括払いのみ
・為替手数料がかかる
一括払いのみ
PayPalは基本的に一括払いのみです。
分割やリボにしたい場合は、登録のクレジットカード会社で調整しましょう。
為替手数料がかかる
海外サイトで買い物をしたときに為替手数料がかかります。
PayPalは4%の手数料がかかるので覚えておきましょう。
PayPalのアカウント登録方法
PayPalの登録方法は至って簡単です。
PayPalのアカウント作成手順(パーソナルアカウント)は以下となります。
- PayPalホームページのアカウント新規登録
- パーソナルアカウントを選択して登録に進む
- 携帯番号を入力。ハイフンは不要で頭の0を除いた番号を入力
- 携帯のSMSに6桁の認証コードが届くので、そのコードを入力
- メールアドレス、国籍、氏名、パスワードを入力
- 生年月日、住所を入力して規約とプライバシーに同意
- アカンウント登録完了
アカウントの開設後は、クレジットカードや銀行口座の登録をして、すぐにPayPalが利用できます。
まとめ
PayPalのセキュリティーの高さや、海外サイトでも使えるメリットは、現代社会に合った決済方法です。
個人情報の漏洩やネット詐欺を回避するためにも、PayPalを利用してみてはいかがでしょうか?