中国輸入のODMでオリジナル商品を販売!ODMのメリット・デメリット

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「中国輸入で安いのは良いけど、他社と違うオリジナル商品を売りたい」という声も多くあります。
他社と同じ商品では価格競争になってしまうし、オリジナル商品を売れれば他社との差別化も可能です。
そんな要望を叶えるのが中国輸入の「ODM」。
「OEM」は聞いたことがあるけど「ODM」とは?という方も多いでしょう。
今回は、中国輸入でオリジナル商品が作れるODMについてご紹介します。

中国輸入のODMとは

ODMとは、作りたい商品のアイデアを製造元に持ち込み、開発や設計、生産をしてもらう方法です。
皆さまがよく耳にするOEMは、作りたい商品の企画、開発、設計までを行い、生産を工場に依頼する流れになります。
ODMはOEMよりも一段階ハードルが下がった方法であり、初めての方でもオリジナル商品の生産が挑戦しやすいです。
そのため、ODMは作れる工場だけを見つければ、オリジナル商品の開発ができてしまいます。

中国輸入のODMを作るメリット

中国輸入でもODMでオリジナル商品を手軽に作れますが、具体的にはどのようなメリットがあるのか解説します。

小見出し:オリジナル商品が手軽に作れる

オリジナル商品というと、開発や設計に時間と労力が掛かり、ハードルが高い印象でした。
専門的な知識がなく諦めていた方も多いでしょう。
ODMであれば、特別な技術がなくても作れる工場さえあれば実現可能です。

開発期間をかけずに短期間で生産可能

ODMはスピード感を持って販売展開ができます。
OEMのように開発や設計に時間を掛けることなく、短時間で生産まで進めることが可能です。
特に中国市場ですでにある商品をベースにする場合は、大幅に時間短縮して販売まで進められます。
すでにある商品をベースにすると、商品トラブルとなることも少なく、安心して販売できるメリットもあります。

コストとリスクを軽減できる

OEMは開発の段階から費用がかかり、コスト面での負担も大きいです。
ODMであれば、工場にある設計のベースを活かすことができるため、初期費用を軽減できます。
ODMは0からのスタートではないので、リスクが低くオリジナル商品を展開が可能です。

中国輸入のODMを作るデメリット

中国輸入のODMはメリットも多いですが、デメリットも忘れてはいけません。
デメリットを理解した上で、ODMを進めないと失敗してしまう恐れがあるので注意しましょう。

マネされてしまう可能性がある

ODMは技術がなくても手軽に作れる分、競合他社も手軽に作ることが可能です。
せっかくオリジナル商品として販売しても、マネをされてしまう可能性があります。
ヒットして売れれば売れるほど、競合他社に目をつけられやすくマネされやすいことを覚えておきましょう。
ODMで独占したい場合には、工場と交渉して独占契約や自社のブランディング化に力を入れることも戦略の1つです。

オリジナル性が低い

工場でベースがある商品をオリジナルにすることが多いため、類似品が出回っていることも多く、オリジナル性が乏しいケースがあります。
オリジナル性を強化するためには、ODMではなくOEMの必要性が出てくることもありますが、その問題を解決するためには戦略やアイデアが大切です。

品質やコストが変動しやすい

中国輸入のODMは、生産の都合によって品質の変動やコストが上がってしまうことがあります。
例えば、原材料の高騰や人件費のアップなどが考えられる要因です。
このようなことが無いよう、発注する前に取り決めをして生産を依頼しましょう。

まとめ

ODMは生産できる工場さえあれば、特別な技術や開発に時間を掛けず、オリジナル商品の生産ができます。
EC販売は、競合他社と同じ商品が重なってしまうことが多いです。
他社との差別化を図るためにも、ODMを取り入れた戦略は有効な方法になります。